現状の住環境
- 間取り・家賃:2DK/家賃+共益費込 64,000 円/月
- メリット
- 大阪市内でありながら、徒歩圏内に大きな公園があり自然に触れられる
- スーパーや勤め先へのアクセス良好、光熱費も比較的抑えめ
- デメリット
- 蒸し暑い夏と高温が続き、体調管理が難しい
- 生活圏内にPTSDのトリガーとなる場所(病院や人が集まる施設など)が多く存在する
はじめに:移住を考え始めた背景
妻が「北海道で時給1,200円の空港求人を見つけたよ」と何気なく報告してくれた一言から、移住プランは動き出しました。僕が「じゃあ、本気で引っ越す?」と軽く尋ねると、妻はあっさり「いいよ」と賛成。その裏には、大阪に潜むPTSDのトリガーとうつ病があります。医師に相談したところ、「環境を変えるのはプラスになり得る」とのアドバイスを受け、移住の可能性が一気に現実味を帯びてきました。
1.仕事の安定性
- 北海道:新千歳空港勤務(案内・手荷物対応など)、時給約1,200円。交通費支給、社会保険加入。
- 想定月収:1,200円×8h×20日=約192,000円
- 福岡:工場・スーパー品出し、ホテル清掃など、時給約1,100円。交通費支給、社会保険加入。
- 想定月収:1,100円×8h×20日=約176,000円
どちらも社会保険に入れる安心感があります。北海道は月約16,000円ほど多く稼げる計算ですが、妻が「休みたい時に休める柔軟さ」を重視しているため、大きな差ではありません。
2.生活費のコスト
項目 | 北海道 | 福岡 |
---|---|---|
電気代 | 4,708 円/月(最少月データ適用) | 9,276 円/月(平均データ適用) |
ガス代 | 1,500 円/月(LPガス・最少使用量想定) | 3,586 円/月(都市ガス平均) |
暖房費 | 30,000 円/月(セントラルヒーティング) | — |
合計 | 36,208 円/月 | 12,862 円/月 |
- 北海道は灯油暖房費が大きく効くものの、電気とガスは「最小使用量」を想定して抑制。
- 福岡は電気暖房+都市ガス給湯で月約1.3万円と、家計に優しい試算。
3.自然環境・住居環境
北海道の魅力
- シマエナガの可愛い姿や、川を上る鮭の神秘的な風景が日常に。
- 円山動物園など市内にも自然スポット多数。
- 広大な土地に広がる畑や海の幸、季節ごとのアウトドアがお宝級のワクワク体験。
福岡の魅力
- 洗練されたコンパクト都市で、スーパーやコンビニは徒歩圏内。
- 少し足を伸ばせば海や山もすぐそば。週末のドライブが気軽。
- 都会らしい利便性と、都会すぎないほどよい“抜け感”。
4.交通アクセス(大阪とのつながり)
- 北海道:最寄り駅から新千歳空港まで電車20〜30分。Peach往復運賃は12,000〜24,000円。
- 福岡:最寄駅から博多駅まで電車30分。新幹線(のぞみ)往復約30,000円。
LCCはコストを抑えやすい反面、時間帯が限られるのが玉に瑕。新幹線は割高ですが、急な移動に対応できるのが良い。北海道は、陸続きではないために飛行機が必須です。
5.家賃相場(UR団地縛り)
比較項目 | 北海道(UR 3LDK/共益費込 3,500円) | 福岡(UR 3DK/共益費別 3,300円) |
家賃+共益費 | 52,800〜64,000 円/月 | 56,700 円/月 |
実質家賃 | 49,300〜60,500 円/月 | 60,000 円/月 |
間取り | 3LDK/3DK | 3DK |
北海道は広い間取りを予算下限で狙える一方、福岡は都市部での利便性を確保しやすい設定です。
私が重視する3つの軸
- 仕事の安定性(給与+年金)
- 生活費のコスト(光熱費+家賃)
- 自然環境・住居環境
収入がなければ暮らせない──この前提のもと、「少しコストが上がっても、豊かな自然とゆとりある住まいが得られるならOK」という判断軸で検討しています。
まとめ
ここまで比較した結果、
- 生活の安定を最優先するなら福岡、
- 大自然と非日常のワクワクを求めるなら北海道、
という選択肢が見えてきました。
さて、あなたならどちらを選びますか?
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