ETCが新セキュリティの規格変更で、使えなくなるものがあると聞いていました。
私はてっきりETC2.0というものがあるので、2030年以降も使うためには、ETC2.0のものを購入しないといけないのかと思っていました。
しかし、実際にはETC1.0でも新セキュリティ規格に対応しているものであれば、2030年頃以降も使えると知ってびっくりしました。
そもそも、ETC1.0とETC2.0の違いと、新旧セキュリティ規格の違いは別の話だったのです。
ETC2.0ってなに?
ETC2.0には、従来のETCにはない機能があります。
主な特徴と従来ETCとの違い
- 経路情報の把握
従来のICの出入り口だけでなく、道路上に設置されたITSスポットを使って走行経路などの情報をやり取りします。 - 広域交通情報の提供
広い範囲の道路交通情報を受信し、渋滞を避けるルート案内などに利用できます。 - 安全運転・災害支援
前方の渋滞や落下物、路面状況、災害時の情報などを音声や画像で通知してくれます。
おもなメリット
- 割引サービス
圏央道など、一部の道路ではETC2.0を対象とした料金割引があります。 - 一時退出の特例
対象となっている道の駅では、高速道路から一時退出して立ち寄り、一定時間以内に同じICから同じ方向へ戻れば、途中で高速を降りなかった場合と同じ料金になる制度があります。
というメリットがあるそうです。
しかし、こうした機能を特に必要としないのであれば、ETC1.0でも新セキュリティ規格に対応している商品であれば問題ないということなのです。
私は完全に勘違いをしていました。
ETC2.0にしないと2030年頃以降使えなくなる話ではなく、重要なのは新セキュリティ規格に対応しているかどうかでした。
助成金が使える
現在、NEXCO各社や首都高速道路などで、ETC・ETC2.0車載器の購入助成キャンペーンが実施されています。
私が住んでいる福岡では、NEXCO西日本のETC・ETC2.0車載器購入助成キャンペーン2026を利用できます。
キャンペーンの概要
実施期間
- 2026年7月8日から2026年10月30日まで
- ただし、各エリアの予定台数に達した場合は早期終了する場合があります
助成金額
- 最大10,000円/台
車載器本体費用、セットアップ費用、取付工賃の合計から助成されます。
手続きは、助成金申し込みフォームから行うことになります。
対象になる条件
助成を受けるには条件があります。
事後の申請や、ネット通販などで購入した車載器を持ち込んで取り付ける場合は対象外になるので注意が必要です。
- 新規取付が対象
ETCがまだ付いていない車両への新規導入が対象です。すでに付いているETCから新しい車載器への買い替えや付け替えは対象外です。 - 新セキュリティ規格対応品
将来の規格変更に対応している、新セキュリティ規格対応の車載器を選ぶ必要があります。 - 四輪新車は原則対象外
四輪車の新車は原則対象外ですが、車検証の初度登録年月から4か月以上経過している車両であれば対象になります。
私はカロッツェリア ND-ETC40を購入
私は、カロッツェリア ND-ETC40をオートバックスで購入しました。
価格は9,480円。
取付工賃が6,600円、セットアップ手数料が3,300円です。
合計すると、
9,480円
+6,600円
+3,300円
=19,380円
になります。
そこに10,000円の助成があるので、支払い額は9,380円になります。
私はETC2.0を購入しなければいけないと思っていたので、結果的に1万円程度安く済みました。
普通に高速道路でETCを使うことが目的で、ETC2.0の交通情報や一部の割引などを必要としないのであれば、私の場合はこれで十分です。(実は、福岡地域ではETC2.0に対応した場所が無いそうです)
まとめ
ほとんどの人がすでにETCを付けていると思いますが、もし自分の車にETCが付いていない場合、この助成金を使えばかなりお得に取り付けることができます。
特に中古車を購入して、ETCが付いていなかったという人には使いやすいキャンペーンだと思います。
私のように、2030年頃以降はETC2.0しか使えなくなると思っている人もいるかもしれません。
でも、ETC1.0でも新セキュリティ規格に対応していれば大丈夫です。
ETCが付いていない人は、この機会に検討してみるのはいかがですか?
